1998年 4月30日 鳥井仁・智子夫妻の第1子として埼玉県所沢市で誕生。
誕生から発症まで大きな病気・けがはなし。
2003年11月11日 5歳の時に体調を崩し、かかりつけの小児科医を受診。
2003年11月12日 症状が悪化したため再受診。この際心臓の異常が疑われたため、板橋区内の病院に転送、緊急入院。
2003年11月18日 医師より、拡張型心筋症の確率が高い旨を告げられる。
2004年1月 心臓の負担を軽減する投薬治療により、心筋症により引き起こされている心不全が一定レベルまで回復。
2004年 1月 9日 移植関係の話を聞くため、愛美を連れて国立成育医療センターを訪問。
2004年 1月24日 (数回の外泊を経て)一旦退院。
2004年 2月 3日 体調を崩し再入院。検査の結果、心臓を収縮させるための電気的刺激が心室に全く伝わっていないことが発覚。処置の結果、その日のうちにこの状態は改善。
2004年3月〜6月 心不全の悪化と回復を繰り返す(この間、心臓の動きそのものは不変)。体調が比較的安定している時期は外泊することも。但し外泊のたびに悪化。
2004年 6月25日 体調悪化。医師より、心臓拡大の結果、弁の閉鎖不全による左心室から左心房への血液の逆流が増加している旨の指摘を受ける。あまりに逆流がひどくなるようなら外科的手術の可能性もある旨も。
2004年7月中旬 投薬治療により、逆流は6月より改善。
2004年 8月 9日 両親が血液逆流改善のための外科手術の話を聞きに成育医療センターを訪問。この際、医師はカルテを見て、愛美の心臓の状況では外科的手術のリスクが高く実施できないこと、またアメリカであれば既に移植のリストに乗るレベルの状態であることを告げられる。
2004年 8月24日 将来の移植の可能性を見越し、病状が比較的安定している間に成育医療センターに転院。
2004年9月〜11月 成育医療センターでは比較的安定した病状。病棟内を歩行することもでき、数回の外泊を実施。但し心臓の余力が少ないことは不変。
2004年12月 9日 体調悪化、点滴を開始。
 2004年12月18日 移植が必要である旨の宣告を受け、移植を決断。
2004年12月28日 正式ではないが、UCLAメディカルセンターの医師より移植候補者として受け入れる旨の内諾。
2005年 1月 8日 「あみちゃんを救う会」発足。以後、募金活動開始に向けて、救う会の活動が本格化。
2005年 1月14日 食事を吐き戻すようになり、一般病棟からICUへ。
2005年 1月15日 UCLAメディカルセンターより、移植の際に事前に支払う保証金の見積が到来。
2005年 1月18日 容態悪化により、挿管のうえ人工呼吸器を装着。
2005年 1月20日 内科的治療は限界との判断により、埼玉医科大学病院へ緊急転院。
2005年 1月21日 埼玉医科大学病院にて日本国内で最年少かつ最少体重の、補助人工心臓を装着する手術を実施。
2005年 1月25日 東京都庁にて記者会見実施
2005年 1月26日 人工呼吸器が外され、自発呼吸が出来るようになる。
母親の姿を確認し、涙をこぼしながら酸素のマスク越しに、か細い声で会話も可能に。
2005年 1月27日 離乳食のようなペースト状のものを口から摂取できるようになった。
2005年 1月28日 前日より食欲が出てきて、リハビリが始まった。
2005年 1月29日 脳梗塞を起こし、右手足の麻痺、言語の障害が発生。
2005年 1月30日 補助人工心臓のポンプ内に血栓が発見され、ポンプ交換の緊急手術を実施。
2005年 2月 3日 UCLAより、脳梗塞発生後3ヶ月を経過しなければ心臓移植は不可能との通告があり、決まりかけていた渡米が延期となる。
2005年 2月22日 補助人工心臓のポンプ交換手術を実施。
2005年 3月23日 補助人工心臓のポンプ交換手術を実施。
2005年 3月29日 渡航日が4月18日に決定したことを発表。
2005年 4月18日 渡米し、UCLA大学病院へ入院。
2005年 5月19日 ドナーが現れ、心臓移植手術無事終了。
2005年 5月24日 術後の経過が良く、CICUから一般病棟に移る。
2005年 5月30日 退院し、市内のアパートで久しぶりに家族そろっての生活が始まる。
2005年 5月31日 初めての外来受診。引き続き数ヶ月間は外来受診のほか、在宅による療養・リハビリを行う予定。
2005年 8月10日 経過が良好なため、8月16日発(17日着)で帰国できることを発表。
2005年 8月17日 元気に帰国し、成田空港から国立成育医療センターに検査入院。
2005年 9月 7日 国立成育医療センターを退院し、日本でじつに1年10ヶ月ぶりに、
家族4人揃っての生活が始まる。

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