【2月7日(月)】

あみちゃんのお母さんから伝えられた、今日のあみちゃんの様子です。
今日はご両親から大事なお知らせがあります。

「私が面会に行ったときには、顔つきが昨日までと違って、なんだかとても優しい感じに見えました。 少し引きつったような顔だったのが気になっていたのですが、今日は一段とかわいかったです。 

午前中主人が面会したときは、じゃんけんをしたそうです。左手で、グー!チョキ!パー!すべて出来て、タイミングも合っていたようです。 やはりこちらの言ってることは、分かって
もらえているということですよね。明日もまた、発見があると嬉しいです。

さて、今日は渡米の時期についてのご報告があります。 

当初UCLAから指定されたデポジットを払い込み、募金目標金額に到達次第、渡米できる予定でした。 しかし脳梗塞が起きてしまったことにより、UCLAから3ヶ月間は心臓移植の手術ができないという回答がありました。手術の際、脳梗塞を起こした部分に悪影響が及ばないように、期間を置く必要があるそうです。

愛美は今回、日本では最年少・最軽量で、『チャレンジケース』として補助人工心臓を装着する手術をしていただきました。小さな子供用の補助人工心臓はドイツにはあるそうですが、残念ながら日本とアメリカにはないそうです。そのため、大人が使うのと同じものを使用しています。大人でさえ血栓のリスクがある中、子供は補助人工心臓の出力を抑えて使用するため、その危険性がより高くなってしまうとのことです。
残念ながら、愛美は、1月29日にその血栓が脳に飛んで、脳梗塞を起こしてしまいました。 
現在、右の手足・右の顔面・右の視野・言語(話すこと)に梗塞の影響があります。この補助人工心臓が着いている限り、また血栓が身体のどこかに飛ぶ可能性が続くことになります。 
次に脳に飛んでしまったら、命の危険も非常に高まってしまいます。 

私たちも救う会のメンバーも、一日も早く心臓移植手術を受けさせてあげたいと思っています。しかし上記の結果、渡米は早くとも4月後半になってしまいました。 

もし補助人工心臓を装着していなかったら、愛美にとって今日という日はなかったはずなので、手術の可能性を探って下さった先生方や受け入れてくださった病院、先生方、そして脳梗塞を起こしても引き続き移植手術の候補者として愛美を受け入れて下さるUCLAにも、本当に感謝しています。そして何より、愛美のことを心配して下さり、ご支援を下さっている方々に、感謝の気持ちでいっぱいです。
ただ、『一日でも早く』とのお気持ちで私共の活動にご協力下さっている皆様に、渡米の時期が遅くなってしまいますことをご報告申し上げ、お詫び申し上げます。

どうか無事に手術の日が迎えられますよう、今後もご支援賜りますよう宜しくお願い致します」


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