【3月 23日(水)】

あみちゃんのお母さんから伝えられた、今日のあみちゃんの様子です。

「今日は補助人工心臓のポンプの交換をする手術をしました。
今回の交換は、高い熱が続いてなかなか下がらないことが、最大の理由でした。
先生方のご経験上、原因不明の熱が続いた場合にポンプ交換をすると、下がることがあるそうです。連日午後になるとコンスタントに38度台の熱が出るようになり、先生方には色々原因を探って対処していただいておりましたが、思うように下がらないため、今日手術ということになりました。

臨時の手術なので、今日予定の他の手術の合間に入れていただく形になるということで、もともと実施は『午後』というだけで時間は未定でした。そのため朝食を半分程度にして、10時以降は飲食禁止で、ひたすら待たなければなりませんでした。なんとか12時位までは気を紛らわすことができたのですが、昼食のワゴンの音を聞き付けてからはもう大泣きでした。

結局手術室に向かったのは16時半だったので、その間何度となく空腹と喉の乾きで号泣し、大好きな言語のリハビリの先生が来てくださっても涙が止まらず、今日はお休みになりました。
手術自体は大がかりなものではなく、全身麻酔下ではありましたが17時半過ぎには起きた状態で病室に帰ってきました。19時になったら飲食してもよいということになり、それまでなんとか頑張って我慢して、美味しそうに夕食をとりました。

これで熱が下がってくれるといいのですが…。
今日は本当に長い一日でした。

私は愛美が手術室に行く時にはエレベーターの前で見送ったのですが、CT撮影の時と同様、スヌーピー(のぬいぐるみ)がついて行ってくれました。しかもスヌーピーも手術室用の帽子をかぶせてもらって、一緒に中まで入れていただけたようです。水色の帽子の中に耳をきちんと入れた状態で、愛美に抱かれて帰ってきました。
アメリカに行く時は、何を忘れてもスヌーピーだけは忘れてはいけないですね」

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