【4月 17日(日)】

あみちゃんのお母さんから伝えられた、今日のあみちゃんの様子です。
「今日は明日の渡航に向けて、右手の親指の下の方に、点滴のラインを入れました。
移送中に何かあった時にすぐに薬を入れられるようにする目的なので、今は針が入っているだけで、 何かにつながれているわけではありません。
それでも点滴の針を刺し終わるまでに、かなり激しく抵抗して30分はかかったと思います。 久しぶりに大泣きする愛美を見ました。

さらに明日は尿の管を入れて、飛行機内で途中トイレに行かないですむようにするそうです。 機内では補助人工心臓の駆動装置を絶対に動かないようにしっかり固定するため、 愛美と駆動装置との間の管が5メートルあるとはいえ、トイレまで届かないそうです。 尿の管を入れると知ってどんなに抵抗するかわかりませんが、 一筋縄ではいかないと思います。

さていよいよこのまま順調に行けば明日渡米します。 多くの方々のご支援のお陰で、アメリカで心臓移植手術を受けられるチャンスをいただいたことに、 改めて感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
途中脳梗塞という辛い出来事もありましたが、移植をしていただくことができて、 毎日命の心配をしなくてもすむようになりましたら、 右半身のマヒのリハビリは、愛美本人にとっては辛くても 私達にとっては回復していく過程も含めて楽しいものかもしれません。

発病してから1年5ヶ月以上、本当に一所懸命頑張ってくれた愛美ですので、 アメリカでも困難を乗り越えてくれることを信じています。 とにかく無事に明日渡米し、元気になった愛美を日本に連れて帰れるように、 家族で力をあわせて頑張ってまいりたいと思います。

アメリカでは愛美や私達を取りまく環境も色々変わるため、これまでのように毎日愛美の様子を ご報告できなくなりますが、 これからもHPを通じて随時愛美の様子をお知らせして参りたいと思います。 引き続き応援していただければ幸いです」


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