【5月11日(水) - 現地時間5月10日(火)】

あみちゃんのお父さんから伝えられた、あみちゃんの様子です。

「今日はパパからです。 と言っても、ここ2〜3日は特筆すべきことはなかったので、こちらに来て驚いたことを一つ書きたいと思います。
それは、病室での身体拭きと洗髪についてです。

日本の病院では、身体拭きはボディーシャンプーの溶液に浸したタオルを比較的固く絞って体を拭きますが、 こちらの病院ではあまり絞らないで拭くため、結構あちこちが濡れます。
(もちろんその後乾いたタオルで拭きます)

また洗髪についても、日本の病院では洗髪専用の器械があって、その上部にある流しのような 部分に頭をのせ、シャワーを使って洗髪していたと思いましたが、こちらの病院は身体拭きと同様に、 患者はベッド上に通常通り寝た状態になり、その枕の上にタオルを何枚か敷いて、その上で髪を洗います。
髪の上に手桶でお湯を流し、洗髪し、すすぐ時も手桶でお湯を流します。しかもベッド上で。
ということはやはり、敷いたタオルはもちろん、枕カバー、シーツ、保温用に着せるブランケット等、 全てが濡れます。

結局、こちらの病院のスタンスは、身体拭きや洗髪の後には、シーツやブランケット、枕カバー等の リネン類を全て取り替えることが前提なので、ベッドにそのままお湯を流しても大丈夫、 ということのようです。
(ベッドのマットや枕はある程度防水効果のある素材が使われているのでしょう)

日米どちらの方法が良いかは分かりませんが、日本の方法を見慣れていた私にとっては、 この豪快な方法には驚いてしまいました。
愛美のベッドはビデオテープやぬいぐるみ等がたくさん置いてあるので、身体拭きをした後は これらの移動がちょっと大変ですが、身体をきれいにし、髪をきれいにし、服を着替え、 リネン類を全部取り替えると、終わったあとは結構な爽快感が残ります。

では、またご報告します」

「あみちゃんを救う会」事務局

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