【5月30日(月) - 現地時間5月29日(日)】

あみちゃんのお父さんから伝えられた、あみちゃんの様子です。

「今日はパパからです。
明日の月曜日は『Memorial Day』というアメリカの祝日です。
これは、もともと南北戦争による 戦没者の追悼のための日であったものが、それ以外の戦争も対象になったものだそうで、 5月の最終月曜日だそうです。
このため、この週末は3連休の方も多いようです。看護師さんの中にも、一昨日の金曜日に 『See you on Tuesday!』と嬉しそうに帰って行く方もいました。そんな方に、『愛美は火曜日には 病院にいないかもしれないよ』と言うと、ちょっと寂しそうな、嬉しそうな、複雑な顔をしていました。

5月26日の検査以降、退院後の生活指導、服薬指導、栄養指導等が26、27日の木曜、 金曜に慌しく実施され、退院後に使用する車椅子のレンタルを済ませ、退院後1ヶ月分の薬を 購入し、28日には愛美用の簡易ベッドを購入して、愛美の周囲の状況は『退院』がだんだん 現実のものとなってきたように見えます。

一方、愛美本人はというと、体調は比較的安定しているものの、移植手術時に挿入したお腹の ドレーン(管)からの液体の流出があり、この管がまだ取れる状況ではなかったため、周りの 慌しさとは裏腹に何も変化のない状態で、ベッドの上またはベッドサイドの椅子で一日を過ごし、 リハビリも手足を動かす程度のものでした。
愛美は相変わらず『あ〜そぼ!』の一言からトランプ三昧の一日です。

しかし、今日(29日)の夜に、お腹のドレーンを抜くことができ、補助人工心臓をつけて4ヶ月ぶり に、お腹に何も刺さっていない状態になりました。もちろん傷跡やガーゼ、テープ類はたくさん ありますが、自分のお腹が身軽になったのを見て、愛美は少し嬉しそうでした。

金曜日には『もしかしたら日曜か月曜に退院かもしれない』と言われていましたが、ドレーンを抜く のが予定より少々遅れたので、退院は火曜日か水曜日頃かなと、勝手に推測しています。 話の中に『hopefully』という表現が多く現れるので、確定的なことは全く分からず、声がかかるのを ただひたすら待っている、そんな状況です。
愛美も、会話の中に、『退院』や『あと何日』という言葉(またはゼスチャー)がでてくるようになり、 退院への期待が伺えます。
私も、家族全員が病院以外の場所で過ごせる時を、心待ちにしているところです」

「あみちゃんを救う会」事務局

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