【6月 1日(水) -
現地時間 5月31日(火)】
あみちゃんのお父さんから伝えられた、あみちゃんの様子です。
「昨日の30日午後、愛美は退院することができました。
右手に入っていた最後の点滴の管を抜くのが昨日だったので、私たちはまさかその当日に
退院になるとは予想していなかったのですが、突然退院を告げられ、その後点滴の管を抜きました。
私たちはその夜、ささやかなパーティを開きました。それは、家族全員が一緒にとる、
本当に久しぶりの食事でした。近くのスーパーからケーキを買ってきたのですが、
ケーキの上にどのようなメッセージを書いてもらうのが良いか分からなかったので、
店の人に退院の祝いであることを話して任せたところ、『Ami, We're glad you're better』と
書いてくれました。
愛美は栄養に関してさまざまな制限がありますので、そのケーキもあまり
たくさん食べることができないのですが、何よりも、弟と一緒に暮らせることが
嬉しいようで、病院にいたときとは違った、はじけるような笑顔を見せてくれました。
今日31日は、初めての外来受診の日でした。
朝9時に外来の受付に行ったのですが、受診できたのは11時近くになってからでした。
さすがは大病院の外来であると感じました。
その間、愛美は『まーくんに会いたい』と連呼していました。
今後、週に1〜2回程度の外来受診や検査があり、経過観察や薬の調節を行うことになります。
また、並行して手足のリハビリや歩行の練習が行われます。
少しずつ受診や検査の頻度は落ちていくのですが、心臓移植患者の多くは、移植後3ヶ月以内に
少なくとも1度は新しい心臓の拒絶反応を経験すると聞いています。愛美に起こる拒絶反応が
極めて軽いもので済むことを、私たちは願っています」
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