【7月13日(水) - 現地時間 7月12日(火)】

あみちゃんのお母さんから伝えられた、あみちゃんの様子です。

「昨日7月11日(月)にちょっとした事件がありました。 直接愛美に関することではありませんが、なかなか経験しがたい事件でしたのでご報告します。

愛美がよく遊んでいる、アパートの目の前の公園に不審物があったようで、 周辺の住民に避難命令が出ました。
月曜日でしたので午前10時半頃、いつものお魚屋さんに買い物に出かけたのですが、 行きには何もなかったのに、帰りにはパトカーが何台かいて、 お巡りさんが黄色いテープを張り巡らしていました。 その時点では、お巡りさんも少なかったし、何か事件があったのかなという程度にしか感じませんでした。

ところが、午後になって同じアパートに住む日本人の方から、 どうやら不審物(爆弾?)があったらしい・前の道は封鎖されている・まだ非難命令は出ていないとのお電話をいただきました。 ちょうど母と主人が別の部屋で子ども達をお昼寝させているところだったので、 その電話を切った後も私一人でドキドキして落ち着きませんでした。 ほんの数分後アパートの中庭の方で物音がしたので、玄関のドアを開けて覗いてみたら、 お巡りさんが沢山いて目があってしまったところ、早くこのアパートから避難するようにと言われました。

慌てて主人を呼んで状況を説明しているところに、改めてお巡りさんが避難するようにと 部屋に来ました。思わず『心臓移植した娘がいるんです』と言ってしまったので、 心配してくださいましたが、1時間から1時間半避難すればいいから、 とにかくすぐ部屋から出るように言われました。

私は心配性なので、1時間から1時間半とはいっても、夜も戻れなかったらどうしよう? ロンドンで事件があったばかりだしなどと考えてしまい、 愛美の大量のお薬とお薬を飲ませるグッズと子どもの着替えと日焼け止めと………色々トランクに詰めて 急いで車で避難しました。(主人には笑われましたが…)

2時間くらい時間をつぶして、恐る恐る帰ってみたら、道は普通に通れるようになっていましたし、 黄色のテープで囲まれていたはずのところに、もう人が寝そべってくつろいでいました。 拍子抜けするくらい、何事もなかったかのようでした。

何だったのでしょう?今日になってアパートの管理人さんに本当に爆弾があったのかどうか聞いてみましたが、 『I'm not sure』だそうです。とにかくびっくりしましたが無事でよかったです。 日本に帰っても、いざという時に持ち出すものを考えておかなければと思いました。 文字通り『避難訓練』が出来ました。」

「あみちゃんを救う会」事務局

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