【7月20日(水) - 現地時間 7月19日(火)】

あみちゃんのお母さんから伝えられた、あみちゃんの様子です。

「今日はバイオプシー検査のため2週間ぶりに病院に行きました。
今日わかる範囲では問題がないようです。 検査を実施した医師から、『Perfect!』『Beautiful!』という言葉が聞けました。 詳しい検査結果は後日届く予定ですが、まずは安心しました。

このまま調子がよければ、8月中旬に帰国してもよいとの許可が下りました。
「帰国」の話が出来るほど回復しているのだと考えると、 本当にありがたいです。
皆様のお陰です。感謝申し上げます。

さて先日、入院中に同室だった13才の女の子に心ばかりのプレゼントを送りました。
その女の子は3回目の心臓移植を受けるために、愛美が渡米してから2週間くらい過ぎた頃、 隣のベッドに入院してきました。 最初の移植手術は生後数ヶ月の時とのことです。
愛美が日本から心臓移植を受けるために来たことを知って、 私達に対してご両親がとても温かく接してくださいました。 同じ病気の子どもを持つ親として、また移植を待つという同じ境遇の身として、 言葉が思うように通じなくても気持ちが伝わるような気がしていました。

その女の子は愛美が移植手術を受ける3日前に無事に移植手術を受けることができました。 愛美より先に手術ができたことをそのご両親がとても気になさって、 病院内で私達を見つけると遠くからでも走って追いかけてくださったこともありました。
愛美の移植手術当日、手術室から出てCICUに移った後、面会できる状況まで 待っている間、ちょうどその女の子がCICUから一般病棟に移るところに出くわしました。 私はその女の子のお母さんの顔を見たら、一気にこみ上げてくるものがあって、 そのお母さんの胸を借りて号泣してしまいました。 (移植手術の前後であんなに泣いたのはその時だけでした。)

愛美が一般病棟に移ってからもまた同室で、その女の子が先に退院したのですが、 その際に愛美にかわいいプレゼントをいくつかくださいました。 また愛美が退院してから外来でも会うことがあって、愛美の回復ぶりを喜んでくださっています。 愛美も会えると本当に嬉しそうです。 帰国してからもそのご家族とはお付き合いしていけたらと思っています」

「あみちゃんを救う会」事務局

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