【8月15日(月) - 現地時間 8月14日(日)】

あみちゃんのお母さんから伝えられた、あみちゃんの様子です。

「明日は帰国する前日のため、契約しているプロバイダーにモデムを返却しなければなりません。 そのため今日の『最新情報』が、ロサンゼルスからの最後の『最新情報』になると思います。

皆様の温かいご支援をいただき、4月18日に渡米してから約4ヶ月で帰国する運びとなりました。
大きな不安を抱えた渡米でしたが、現地に着いてからも病院のスタッフの皆さんを始め、 ボランティアの方々、こちらにお住まいの日本人の方々に支えていただき、 愛美も私達家族も徐々に落ち着くことができました。
そして約1ヶ月後の5月19日(現地時間)に心臓移植手術を受けることができ、 11日後には退院して1年半振りに家族で生活できるようになりました。
術後約3ヶ月の間も大きなトラブルもなく順調に経過し、元気に帰国できそうです。
何より手術前には想像も出来なかったくらいに愛美が元気になりましたのも、 ドナーになってくださったお子さんとご家族のお陰です。 改めてご冥福をお祈りすると共に心より感謝申し上げます。

脳梗塞の影響の残っている右半身の麻痺も少しずつ回復してきました。 歩けるようになるのか心配していたのがうそのように、まだまだぎこちない動きでは ありますが、走ったり、ジャンプしたりしています。 右手や言語の方はまだまだですが、リハビリを続けて回復してくれることを願っています。

また愛美が入院していて家にいない状態が長かったため、家族で生活できたこの3ヶ月は本当に夢のようでした。 愛美と一緒に食事をしたりゲームをしたりシャワーを浴びたりという些細なことでも 幸せに感じています。ここロサンゼルスで穏やかな日々を過ごさせていただきましたことも 感謝申し上げます。ありがとうございました。

愛美の病気は私達家族にとって耐え難いものでしたが、多くの方々にご支援いただき、 また優しいお心に触れることもでき、無事に手術を受けさせていただくことができたことを思うと、 愛美は強運だったのではないかと思います。
愛美には新しい命をいただいたことをドナーとそのご家族を始め、ご支援くださった皆様に感謝しながら 一生懸命生きてもらいたいと思います。私達家族も精一杯支えてまいります。

あと2日、笑顔の愛美が無事に帰国できますように応援していただけたら幸いです。 皆様本当にありがとうございました」

「あみちゃんを救う会」事務局

→最新情報ページへ戻る

Copyright © 2005 あみちゃんを救う会