【2006年1月19日(木)】

あみちゃんのお母さんから伝えられた、あみちゃんの様子です。

「明けましておめでとうございます。
お陰様で我が家も3年振りに穏やかに、笑顔で新年を迎えることが出来ました。
クリスマスには、3年振りにサンタさんも病室ではなく自宅に来てくれました。


愛美はとても元気に過ごしています。 数日「疲れた」と言うことが続き、心配で臨時に受診をしたことがありましたが、 一通り検査をしていただいた結果、心機能には全く問題はありませんでした。 元気が有り余って、疲れ切るまで動き回っていたようです。 ありがたいことだと思っています。
(1/21は雪が積もったので、まーくんと二人で雪だるまを作りました)

学校にも楽しく通っています。 脳梗塞の影響で、ひらがなを読むのがなかなか難しく苦戦していましたが、少しずつ読めるようになってきました。 むしろ漢字の方が得意で、学校で新しい漢字を習うと、喜んで教えてくれます。 ST(Speech Therapy=言語療法)の先生によると、かなと漢字では覚えるために使う脳の働きが違うようです。 宿題も新しい利き腕で頑張っています。

さて、現地での最終精算が終了し、募金の最終会計報告ができ上がりました。 募金活動を始めてからちょうど1年経ったこの時期にご報告が出来ますことを 本当にありがたく思っています。
募金活動を始めた昨年1月は愛美の容態が激変した時期でもあるため、 思い出すと辛くなることもありましたが、愛美が元気になった最近は 当時のことを少しずつ思い返せるようになりました。
愛美を失いたくない一心でアメリカでの移植を決意いたしましたが、 その前にはだかる莫大な医療費に目の前が真っ暗になりました。 しかし多くの方に募金していただき、また励ましのお手紙、メールなどもいただき、 応援していただいて、どれだけ勇気付けられたかわかりません。 本当にありがとうございました。

渡米してからも、ICU待機になると膨大な医療費がかかるため、 一般病棟の愛美の部屋にICUのナースが交代で来て担当をしてくだるなど、 UCLAのスタッフも協力してくださいました。 そして待機期間1ヶ月で想定よりも早く手術を受けることも出来ました。 術後の経過も良好で現地での通院も短く済みました。
愛美はドナーとそのご家族をはじめ、日米の沢山の方の愛と、幸運に恵まれました。 心より感謝申し上げます。皆様からいただいたお気持ちを無駄にすることのないように 毎日大切に生活していきたいと思います。 本当にありがとうございました」


「あみちゃんを救う会」事務局

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